意外と知らない?紫外線の詳しいお話
こんにちは。
Beauty & Healthy
ATSUTA(ビューティー&ヘルシーあつた)店主の熱田育子です。
当店は大阪寝屋川市の萱島駅近くで化粧品・エステの専門店です。
50年以上も続けられているのは、多くのお客様に支えられてきたおかげです。
いつも本当にありがとうございます。
本日は紫外線について詳しくお伝えしていきます。
「紫外線はお肌に悪い」とざっくりとした悪影響はご存知かもしれませんが、実は紫外線にも色々と種類があったりします。
目次
そもそも紫外線って何?
紫外線とは、『地球に到達する太陽光線のうち、波長が短く、エネルギーの高い光』のことを言います。
英語では『Ultra Violet』と呼ばれるため、日本でも『UV』と略されます。
英語の正式名称だけ聞くと、なんだかカッコイイ名前ですよね笑
紫外線の種類は?
実は紫外線の種類は3種類あります。
- UV-A波
- UV-B波
- UV-C波
このうちUV-A波、UV-B波が地球に届いています。
UV-A波って?
窓ガラスや雲を通過し、皮膚の奥深くまで届くのが特徴です。
長時間浴びると細胞を傷つけるため、日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因になると言われています。
UV-B波って?
UV-A波よりも有害で皮膚の表面に届くのが特徴です。
皮膚や目に有害で、日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因になると言われています。
どちらも「日焼け」の原因になります。
実は日焼けは2種類ある
実は「日焼け」には次の2種類あることをご存知ですか?
赤い日焼け
紫外線を浴びた直後に現れ、「サンバーン」と呼ばれます。
ひどくなるとヒリヒリとしたり、水ぶくれができたりします。
海水浴や日光浴などで真っ赤に日焼けするのはサンバーン(赤い日焼け)です。
黒い日焼け
赤い日焼けが消失した数日後に現れ、「サンタン」と呼ばれます。
数週間続き、長い時には数ヶ月間も続きます。
こちらが一般的に言われる「日焼け」です。(肌が黒くなる症状)
どちらも個人差はありますので、赤くなっても黒くなりにくかったりする人もいます。
逆に、赤くならずにすぐに黒くなったりする人もいます。
紫外線の良い面・悪い面
良い面
ビタミンDの生合成
ビタミンDはカルシウムを作るのに必要です。
その目的のために、積極的に「日光浴」が勧められていた時代もありました。
しかし、現在では、ビタミンDは食物から十分に摂取できることがわかりました。
そのため、日常生活を送る上で不足することはほとんどないと考えられています。
光線療法
皮膚科では、紫外線のUV-B波の一部の波長だけを、特殊な機械を使って照射する「光線療法」を行うことがあると言われています。
乾燥やアトピー性皮膚炎などの治りにくい皮膚病に対して用いられるようです。
悪い面
日焼け
光老化
シミ・しわ、皮膚の良性・悪性の腫瘍として、年齢を重ねた時に現れてきます。
皮膚の免疫反応を抑制
光線過敏症
日光を浴びることで色々な皮膚症状が出てしまう病気です。
紫外線によって起こることが多いようです。
眼への悪影響
角膜炎や白内障などの原因の1つであることがわかってきているようです。
月別・時間別の紫外線量
こちらは月別の紫外線照射量です。
年間では5〜8月までの紫外線量が一番高いです。
こちらは季節別・時間帯別の紫外線量です。
10〜14時の紫外線量だけで、なんと1日の60%を占めています!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「紫外線は肌や体に悪い!」と漠然と思ってはいたけど、具体的なことをご存知になった方も多かったのではないでしょうか?
次回は、具体的な紫外線への対策方法などをお伝えします。
楽しみにお待ちください。